私にとってリノベーションはレボリューションと同意語です。全ての開発には芸術的発想を持ってあたる。芸術といわれるもの、絵画・音楽・映画など、すべてに共通項があるとすれば人間同士のコミュニケーションだと思う。人・建物・地域とどう人間的発想をもって関係するか、それがテーマである。芸術は私にとって武器である。でもそれは決して人を傷つけない。街づくりにおいていつも俯瞰している。但し、ストリート目線は絶対外せない。端々まで手を抜かない。神は細部に宿ると言うから。私の欠点、半歩先を提案すればよいことを、ついつい一歩二歩先をやってしまう事。「クリエイティブかどうか」それが判断基準。
