オガワテツオオフィシャルブログ
ほめる
アドラーはほめることまで否定する。
「ほめることは、"能力のある人が、能力のない人に下す評価"であり、"操作"
である。」ゆえにほめてはならないのだと。
上司や社長、親や先生にほめられることが目的になることは、褒賞を目指した
苛烈な賞罰が待ち受ける。結果、他者の人生を生きることになる。
必要であれば知識や経験を提供していき、本人の決断を尊重し、援助し、近すぎない
距離で見守る。
すべての人は対等であり、他者と協力し、お互いに「ありがとう」の関係を築き上げる。
それが、組織においてリーダーの役割であると。ありがとうと言い、ありがとうと
と言われる感謝の関係でありたい。すべての人に。
オガワテツオ